【ランキング】失敗しない部屋探し!賃貸譲れないこだわり条件BEST10

【ランキング】失敗しない部屋探し!賃貸譲れないこだわり条件BEST10

【監修】角名 達矢

(株)ホンネ不動産創業者、宅地建物取引士、不動産業界20年以上。22歳の時に就職した会社にて不動産業界の慣例・慣習があまりにもひどく衝撃を受け、実務を経験した後27歳で独立。TVメディアに多数出演。賃貸仲介・売買仲介ともに経験豊富です。

新しい部屋を探す際に、どの条件を優先すべきか悩む人は多いものです。家賃や立地だけでなく、設備や周辺環境も生活の快適さに大きく関わります。

本記事では、賃貸物件を選ぶ際に重要視されるこだわり条件のランキングや、逆にそれほど重視されない条件、初心者が陥りやすい失敗について詳しく解説します。

失敗しない部屋探しをするコツとは?

部屋探しを成功させるためには、事前に自分の生活に合った条件を明確にし、優先順位をつけることが重要です。すべての条件を満たす物件を見つけるのは難しいため、妥協できるポイントと絶対に譲れないポイントを整理しておきましょう。

譲れない賃貸条件を決めて優先度をつける

まず、生活に不可欠な条件をリストアップし、優先順位をつけます。例えば、「バス・トイレ別」や「駅からの距離」など、生活の快適さに直結する要素は上位に置くと良いでしょう。

逆に、「追い焚き機能」や「建物の外観」など、あれば便利だが必須ではない条件は優先順位を下げることで、選択肢が広がります。

部屋探しどれが本当に重要?こだわり条件ランキングBEST10※1

ここでは、多くの人が部屋探しで重視するポイントをランキング形式で紹介します。これらの条件を参考にしながら、自分にとって本当に必要な要素を考えてみましょう。

本当に重要な条件1位:バス・トイレ別 66.9%

バス・トイレが分かれていることで衛生的かつ快適に使用でき、特に同居人がいる場合や来客があった際にはより利便性が増します。また、3点ユニットバスと比べて、掃除がしやすい・湿気や臭いが居室に広がりにくいなどのメリットがあり、日常生活のストレスも軽減できます。

賃貸物件を選ぶ際には、多くの人がこの条件を最優先に考える傾向にあります。

本当に重要な条件2位:駅からの距離 57.1%

駅までの距離は通勤・通学に大きく影響し、徒歩5~10分以内の物件が理想とされています。特に悪天候の日や早朝・深夜の移動では、駅に近いことで移動の負担が軽減され、生活の利便性が向上します。

本当に重要な条件3位:通勤・通学時間 56.4%

通勤・通学時間は日々の生活に直結し、短縮できれば自由時間が増えます。毎日のこととなると、長時間の移動は体力的・精神的に大きな負担になります。できるだけ職場や学校に近い物件を選ぶことで日々の通勤・通学ストレスを軽減できるでしょう。

住みたい場所が決まっていない場合、職場や学校に通いやすい街での部屋探しをおすすめします。

本当に重要な条件4位:賃料・管理費 54.7%

家賃と管理費の合計額は家計に直接影響を与えるため、無理のない範囲で予算を設定することが大切です。特に駅近物件や新築・築浅物件は高額になってくるため、予算によっては場所や広さ、設備などの妥協も必要になってきます。

予算内で譲れない条件とのバランスを取りながら、納得のいく賃料・管理費の物件を探しましょう。

本当に重要な条件5位:エアコン付き 52.7%

エアコンが付いていると、入居時の初期費用を抑えられ、夏や冬でも快適に過ごせます。特に一人暮らしでは新たにエアコンを購入・設置する手間が省け、すぐに生活を始められるのが大きなメリットです。

本当に重要な条件6位:室内洗濯機置場 50.7%

洗濯機を室内に置けると、天候や防犯を気にせずに洗濯ができます。仕事が忙しかったり、外出が多い方は洗濯タイミングを計るのが難しいことも。自分のライフスタイルを鑑みて、室内洗濯機置場の位置も確認しておくと良いでしょう。

本当に重要な条件7位:最寄り駅 48.3%

最寄り駅の路線やアクセスの良さは、移動の快適さを左右します。複数路線が利用できる駅や急行停車駅は利便性が高く、通勤・通学だけでなく、レジャーや買い物にも便利です。

本当に重要な条件8位:2階以上 47.6%

防犯やプライバシーの観点から、1階よりも2階以上の部屋が選ばれます。2階以上の物件は防犯性が高く、外部の視線を気にせずに生活できるため、特に女性にとっては安心感があり、虫や湿気の問題も軽減されます。

本当に重要な条件9位:独立洗面台 44.6%

洗面台が独立していると、朝の準備がしやすく、バスルームを使用中でも洗面が可能です。特に同居人がいる場合、同時に使用できることで生活のストレスを軽減できます。

本当に重要な条件10位:広さ 43.6%

部屋の広さは快適さに直結し、特に家具が多い人や在宅ワークをする人には重要です。広い部屋は生活の自由度が増し、来客時にも対応しやすくなります。

逆にそこまで重要じゃない賃貸条件は?※2

一方で、部屋探しの際にそれほど重視されない条件もあります。これらの条件は、あれば便利ですが、なくても生活に大きな支障はありません。

重要じゃない条件1位:建物の外観 25.0%

建物の外観は最初の印象には影響しますが、日常生活に直接関係するわけではありません。部屋探しでは、室内の快適さや設備の充実度を重視する人が多い傾向にあり、建物の外観の優先度は低くなります。

一般的には、室内の設備や広さ、立地条件の方が大切です。特に予算を抑えたい場合は、外観を気にしないことで選択肢が広がります。

重要じゃない条件2位:追い焚き機能 23.6%

追い焚き機能は便利ですが、短時間の入浴やシャワーを中心に利用する一人暮らしの場合では使用頻度が低いため、優先度は下がります。長時間お風呂を楽しむ人にとってはメリットがありますが、多くの人にとっては必須ではありません。

重要じゃない条件3位:ネット無料 21.6%

ネット無料の物件の場合、速度や接続の安定性に不満を感じることがあります。個別契約ならプロバイダーを自由に選べるため、通信環境を重視する人にはそちらの方が適しています。インターネット費用は月額数千円程度で、家賃に比べれば負担が少ないため、優先度は低めとなります。

重要じゃない条件4位:オートロック 19.9%

オートロックはセキュリティ面で安心感がありますが、治安が良い地域では優先度が低くなります。防犯性は立地や建物の管理体制にも左右されるため、オートロックだけでは十分ではありません。また、急いでいるとき、配達員や来客対応の際には煩わしさを感じることもあります。

女性の方やはじめての一人暮らしの方などはオートロックによる二重セキュリティによって、不安感を軽減できることもあるため、必要に応じて検討するようにしましょう。

重要じゃない条件5位:コンロ2口以上 19.9%

料理を頻繁にしない人にとっては1口コンロでも十分です。特に一人暮らしの場合、簡単な調理で済ませることが多いため、2口以上のコンロを必要としない人が多くいます。ただし、料理を趣味にしている人や自炊頻度が高い家庭では、コンロの数が利便性に影響します。

重要じゃない条件6位:築年数 17.6%

築年数が古くても、リノベーションやメンテナンスがしっかり行われていれば快適に暮らせます。特に都市部では築年数が古い物件のほうが家賃が安く、コストパフォーマンスが高いことが多いため、見た目や建築年数よりも設備の状態やメンテナンスの有無など、住み心地が重視されます。

重要じゃない条件7位:物件の方角(南向きなど) 17.6%

日当たりは重要ですが、生活スタイルによっては優先度が低くなります。夜間中心の生活を送る人には、方角よりも立地や設備の方が重要です。南向きの部屋は日当たりが良いですが、夜型の生活を送る人や日中外出が多い人にはそれほど優先しなくて良いでしょう。

遮光カーテンや照明を工夫することで、方角による不便さは解消できます。なお、東向きや北向きの部屋は家賃が割安になる傾向にあるため、方角にこだわらないことで、より家賃を抑えることができます。

重要じゃない条件8位:宅配ボックス 17.2%

宅配ボックスは不在時に荷物を受け取れる便利な設備ですが、在宅時間が長い人やコンビニ受け取りを利用する人にとっては必要性が低くなります。また、物件によっては宅配ボックスの数が少なく、使用できないこともあるため、必須条件としての優先度が下がります。

重要じゃない条件9位:建物の構造(鉄筋・鉄骨・木造など) 12.2%

建物の構造は防音性や耐震性に関係しますが、生活に直結する要素ではありません。防音対策や耐震基準を重視する人もいますが、部屋の広さや設備、立地を重要視する人の方が多いです。特に家賃を抑えたい場合、構造にこだわらないことで選択肢を増やすことができます。

重要じゃない条件10位:独立洗面台 10.8%

一人暮らしでは洗面台が浴室内にあっても大きな不便を感じることは少ないため、優先度は低くなります。特にスペースを重視する場合、独立洗面台がないことで部屋を広く使えるため、他の条件とのバランスを考慮することが重要です。

部屋探し初心者が失敗しがちな選び方

初めての部屋探しでは、つい見落としてしまうポイントがあります。以下の失敗例を参考に、注意点を確認しましょう。

立地条件にこだわった結果、周辺環境や物件設備を見落としていた

駅からの距離や交通の利便性にこだわりすぎると、周辺の騒音や治安、物件の設備を見落としがちです。特に、繁華街の近くでは夜間の騒音が気になることがあります。

住んでから隣人の騒音が気になり後悔

防音性能は部屋の快適さに大きく影響します。内見時には隣室の生活音や外部の騒音を確認し、特に木造建築の場合は注意が必要です。

月々の家賃しか見ておらず、初期費用が高かった

家賃だけでなく、敷金・礼金、仲介手数料などの初期費用も考慮する必要があります。予算を立てる際には、引っ越し費用や家具の購入費も忘れずに計算しましょう。

部屋探し譲れないこだわり条件まとめ

失敗しない部屋探しのためには、バス・トイレ別や駅からの距離、通勤・通学時間など、生活に直結する条件を優先し、妥協できるポイントを明確にすることが重要です。

また、立地や家賃だけでなく、設備や防音性、初期費用なども考慮して選ぶことで、後悔のない物件を見つけることができます。自分のライフスタイルに合った条件を整理し、快適な新生活をスタートさせましょう。

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【監修】角名 達矢

(株)ホンネ不動産創業者、宅地建物取引士、不動産業界20年以上。22歳の時に就職した会社にて不動産業界の慣例・慣習があまりにもひどく衝撃を受け、実務を経験した後27歳で独立。TVメディアに多数出演。賃貸仲介・売買仲介ともに経験豊富です。