賃貸の24時間安心サポートを断りたい!いらない理由と断り方を解説

賃貸の24時間安心サポートを断りたい!いらない理由と断り方を解説

【監修】角名 達矢

(株)ホンネ不動産創業者、宅地建物取引士、不動産業界20年以上。22歳の時に就職した会社にて不動産業界の慣例・慣習があまりにもひどく衝撃を受け、実務を経験した後27歳で独立。TVメディアに多数出演。賃貸仲介・売買仲介ともに経験豊富です。

賃貸を契約する時に提案される「24時間安心入居サポート」について断れるって知ってましたか?

一見、便利そうなサービスにみえて実際に利用する機会が少なかったり、料金に見合わないと感じる人も多くいます。この記事では、この24時間サポートが本当に必要なのか、なくても問題ない人の特徴や断り方について詳しく解説します。無駄な出費を避けたい方は、ぜひ参考にしてください。

賃貸の24時間安心入居サポートとは何か

24時間安心入居サポートとは、賃貸住宅に住んでいる間に起きる生活のトラブルに24時間対応してくれるサポートサービスです。

鍵を紛失したり、水漏れが発生したり、緊急対応が必要な場合に電話で相談できるほか、状況に応じて業者の手配も行ってくれるというものです。

不動産業者や物件によって内容は異なりますが、基本的に契約時にオプションとして加入を促進されることが多いです。

具体的にどこまでサポートしてもらえますか?

サポート内容は主に、鍵のトラブルや排水の詰まり、電気・ガスなどのライフラインに関するトラブル対応が含まれます。例えば、深夜に鍵を失くした場合、24時間サポートに連絡すれば、鍵開け業者が派遣されることがあります。

ただし、基本的な対応は初期処置に限られていることが多く、実際の修理や交換作業には別途料金がかかる場合もあります。契約時にカバーされる範囲をよく確認し、必要以上に高額なサービスに加入していないか注意が必要です。

24時間サポートの料金相場は?

24時間安心サポートの料金相場は、年間12,000円から24,000円ほどが一般的です。月額に換算すると1,000円から2,000円程度ですが、契約時に一括で支払うことが多く、最初の初期費用として数万円が追加されることになります。

利用頻度が少ない場合、この費用が無駄に感じることも多いでしょう。また、サービスを利用しなかった場合でも料金は返金されないため、本当に必要なサービスかどうかを慎重に考えるべきです。

24時間安心入居サポートは不要と言われる理由

24時間サポートが不要だと感じる人が多い理由には、いくつかの要因があります。特に利用頻度が少ないことや、サービスの品質が期待通りでないケースが見受けられます。

不要と言われる理由①電話に出ないこと

24時間サポートを謳っているにもかかわらず、実際に電話が繋がらないというケースがあることが指摘されています。特に深夜や休日の時間帯はコールセンターが混雑していて、緊急時にすぐ対応できないことがあります。

こうした事態が発生すると、せっかくのサポートサービスの利便性が損なわれ、期待外れと感じることが多いです。

不要と言われる理由②対応が遅いこと

24時間サポートに連絡が取れても、実際に業者が来るまでに時間がかかる場合もあります。鍵のトラブルや水漏れなど、すぐに解決してほしい緊急事態であっても、数時間待たされることがあると、利用者にとっては不満が残ります。

このような遅延が頻発すると、料金に見合うサービスとは言えなくなり、不要だと感じる理由になります。

不要と言われる理由③ほとんど利用しない

多くの入居者にとって、24時間安心サポートを利用する機会自体がほとんどないというのも大きな理由です。鍵を紛失することや水回りのトラブルが年に何度も発生するわけではないため、毎月の料金が無駄に思えてしまいます。

1年間で1度もサービスを利用しなかった場合、数万円の出費は非常に大きく感じられるでしょう。

24時間安心サポートって加入必須なの?断る方法は?

24時間安心サポートは、必ずしも加入しなければならないサービスではありません。契約時に任意で加入を選べるケースが多いですが、不動産会社や物件によっては加入が強制される場合もあります。ここでは、サポートの断り方について説明します。

任意であれば断ることができる

24時間安心サポートは”任意”のオプションであれば断ることが可能です。契約時にサービス加入が提案されることが多いですが、不動産会社によっては「任意」ということを敢えて言わずに、契約時に自動的にオプションとして追加しようとしたり、半ば強制的に追加しようしてくる場合があります。物件資料や見積り書をもらってしっかり確認し、不要だと感じる場合は「加入しません」と明確に伝えましょう。上手な断り方は下記。

24時間サポートの上手な断り方

24時間サービスを断る際は、丁寧に理由を伝えることで、円滑に断ることができます。「管理会社の営業時間外に何か困っても自分で対処できる」「過去にトラブルが少なかった」などの理由を挙げて、24時間サポートが必要ないことを説明しましょう。

また、賃貸契約時に複数のオプションが提示された場合、一緒に断ることで初期費用の削減も可能です。よくあるのが「除菌消臭代」「虫駆除」「消火器代」などです。契約前に確認し、契約書にサポートを含まない形にしてもらうように調整しましょう。

加入が必須な場合は難しい

一部の物件では、24時間安心サポートの加入が必須とされている場合があります。この場合は管理会社(オーナー様)が請求している場合が多く、物件の契約条件として組み込まれているためオプションの変更や削除が難しいです。

そのため、賃貸契約自体がサポート加入を前提としているため、必要経費という風に受け入れて加入をするか、別の物件を検討する必要があります。

ここ数年で加入必須という物件が増えてきてます。請求しているは大体が管理会社になるため交渉する場合はダメ元でやってみてください

仲介業者が指定している場合は断れる

X ほんねこホンネ不動産(東京&大阪) https://x.com/honnefudousan/status/1837082157073977741 から引用

一方で、仲介業者が提案しているだけの場合は、交渉次第で断ることが可能です。不動産業者が提供するサービスの中には、契約時に自社の利益を目的として追加されているものもあるため、断ることで初期費用を抑えることができます。

交渉時には、契約内容をしっかり確認し、不要なサービスは削除してもらいましょう。

まとめ:24時間安心滞在サポートについて知っておくべきこと

24時間安心入居サポートは、便利なサービスですが、利用頻度が少なく、コストに見合わないと感じる人が多いのも事実です。加入が任意の場合は、契約前にしっかりと確認し、必要ないと感じた場合は断ることで、初期費用を抑えることが可能です。

もし加入が必須の場合は、他の交渉で初期費用を減らす方法を検討しましょう。

24時間サポート以外にも交渉で外せる項目はある

24時間安心サポート以外にも、賃貸契約時に追加されるオプションは多々あります。

これらのオプションも、交渉次第で削除できる可能性があるため、費用を抑えるためには事前に確認し、不要な項目を外してもらいましょう。

交渉できる項目① 除菌消臭代

除菌消臭代は、部屋の清掃時に行われるサービスですが、必須ではなく任意のオプションの場合が多いです。不動産会社やオーナーによっては、契約時に含まれていることがありますが、交渉次第で削除できる場合もあります。契約時に不要である旨を伝えれば、費用を削減できる可能性が高いです。

交渉できる項目② 火災保険

火災保険は契約時に必須とされることが多いですが、交渉次第では保険のプランは自由に選べる場合があります。

不動産不動産業者が高額なプランを提案することもありますが、自分で安価なプランを選んで加入することも可能です。

契約時に保険内容を確認し、費用対効果の高い保険を選ぶようにしましょう。

交渉できる項目③ 仲介手数料

仲介手数料は、法律上家賃の1ヶ月分までとされていますが、交渉次第で割引や削減が可能なケースもあります。

特に物件が競合している場合や、長期契約を検討している場合には、仲介手数料の割引交渉が有効です。

物件選びの際に、仲介手数料がどのくらいかかるかを事前に確認し、交渉することを忘れないようにしましょう。

オーナー様から手数料受け取りの場合は無料にできる

X ほんねこホンネ不動産(東京&大阪) https://x.com/honnefudousan/status/1837082157073977741 から引用

一部の物件では、オーナーが仲介手数料を負担するケースもあります。この場合、不動産屋は家賃2ヶ月分の報酬(仲介手数料)が入ることになります。

従来の不動産屋はこの報酬(仲介手数料)の話をお客様にはしませんが、この話をお客様にお伝えしてオーナー様から手数料が入る物件の場合に限り割引を行う不動産会社があります。このサイトを運営しているホンネ不動産がまさにそうです。

仲介手数料は、家賃1か月分+税が一般的に請求される金額と高額な費用であることが多いです。この分の負担が0円になることで、その分初期費用を大幅に抑えることができます。

そのため、損をせずにお得に契約をしたい人は物件選びの段階で、ホンネ不動産のように仲介手数料0円で紹介してくれる不動産屋を探された方が良いです。

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【監修】角名 達矢

(株)ホンネ不動産創業者、宅地建物取引士、不動産業界20年以上。22歳の時に就職した会社にて不動産業界の慣例・慣習があまりにもひどく衝撃を受け、実務を経験した後27歳で独立。TVメディアに多数出演。賃貸仲介・売買仲介ともに経験豊富です。