5月入居の物件探しはいつから?最適な時期と賃貸選びのコツと狙い目

5月入居の物件探しはいつから?最適な時期と賃貸選びのコツと狙い目

【監修】角名 達矢

(株)ホンネ不動産創業者、宅地建物取引士、不動産業界20年以上。22歳の時に就職した会社にて不動産業界の慣例・慣習があまりにもひどく衝撃を受け、実務を経験した後27歳で独立。TVメディアに多数出演。賃貸仲介・売買仲介ともに経験豊富です。

新生活の喧騒が落ち着く5月。GW(ゴールデンウィーク)を利用してゆっくり引越しをしたい、あるいは4月の繁忙期を避けてお得に住み替えたいと考える方にとって、5月入居は非常に賢い選択です。しかし、不動産業界の繁忙期直後という特殊なタイミングゆえに、「いつから動けばいいのか」「物件は残っているのか」と不安に思う方も少なくありません。

本記事では、5月入居を成功させるための理想的なスケジュールから、この時期ならではの交渉のコツ、掘り出し物件の見つけ方まで徹底解説します。

結論:5月入居の物件探しは3月中旬から

5月に入居を希望する場合、動き出しのタイミングが早すぎても遅すぎてもリスクが生じます。まずは、なぜ「3月中旬」がスタートラインとして最適なのか、その全体像を把握しましょう。

5月入居を検討する際、最も重要なのは「繁忙期の余韻」と「閑散期の始まり」の境目を見極めることです。3月は不動産業界が一年で最も忙しい時期ですが、この時期に動くことで、4月の入居に間に合わなかった優良物件や、入れ替わりで新しく出てきた情報をいち早くキャッチできます。ここでは、具体的な活動開始時期の目安と、早すぎる動き出しが招く意外な落とし穴について詳しく解説します。

理想は入居希望日の1.5ヶ月〜2ヶ月前

5月入居を叶えるための最も理想的な本格始動時期は、入居希望日の1.5ヶ月〜2ヶ月前にあたる「3月中旬〜下旬」です。この時期に情報収集を始めるべき最大の理由は、市場に出回る情報の鮮度と物件の確保しやすさにあります。

3月の中旬を過ぎると、4月の新生活に向けて決まるべき物件の多くが成約済みとなります。しかし同時に、「諸事情で4月入居を見送った物件」や「退去のタイミングが4月末にずれ込んだ物件」といった、5月入居にぴったりの新着情報がポツポツと出始めます。このタイミングで探し始めることで、ライバルが減り始めた市場において、質の高い物件をじっくりと比較検討できる余裕が生まれます。また、1.5ヶ月前からのスタートであれば、万が一審査に時間がかかったり、追加の書類が必要になったりしても、5月上旬の連休(GW)入居に十分に間に合わせることが可能です。

遅くとも4月上旬には行動を開始

もし3月中に動くことが難しかったとしても、5月入居を死守したいのであれば、遅くとも「4月上旬」には不動産会社を訪問し、内見を済ませるスケジュールで動く必要があります。4月上旬は、不動産会社にとって繁忙期が一段落し、接客に時間を割けるようになる時期です。

この時期に動くメリットは、実際に空室になっている物件を自分の目で確かめられる可能性が高いことです。3月の繁忙期は「内見をせずに決める(先行申込)」が当たり前でしたが、4月に入れば退去が完了し、クリーニング前の状態でも中を見せてもらえるケースが増えます。

なお、GW期間中は多くの管理会社や保証会社が休業に入ってしまうため、4月15日頃までに申し込みを進めておかないと、契約手続きが連休明けにずれ込み、5月上旬の引越しが不可能になる恐れがあるため注意が必要です。

早すぎる検索は即日家賃の発生が早くなるので注意

お部屋探しに意欲的な方の中には、1月や2月から5月入居の物件を探そうとする方がいますが、これはおすすめできません。賃貸契約の多くは「申し込みから2週間〜3週間以内に家賃を発生させる」というルールがあるためです。

例えば、2月に「5月から住みたい」と申し込んでも、大家さんは2月や3月といった繁忙期に空室のままキープすることを嫌がります。結果として、「5月から住むなら、3月から家賃を払ってください」という条件を突きつけられ、実際には住んでいない期間の家賃(二重家賃)を数ヶ月分も負担することになりかねません。新築物件などで入居可能日が最初から5月に指定されている特殊なケースを除き、一般的な物件探しはあえて時期を待ってから開始する方が、トータルコストを抑えることができます。

5月入居までの物件探しスケジュール

5月入居、特にゴールデンウィーク中の引越しを目指す場合、逆算したスケジュール管理が成否を分けます。各ステップでの具体的な動きを確認しましょう。

5月入居のスケジュールにおいて最大の障壁となるのは、4月末から5月上旬にかけての『大型連休(GW)』です。多くの不動産管理会社や保証会社が休みに入るため、この期間は審査や事務手続きが完全にストップします。つまり、連休中に引越しをしたいのであれば、連休前までにすべての法的・事務的な手続きを完了させておかなければなりません。

3月中旬〜下旬:物件の情報収集

まずはポータルサイト(SUUMOやHOME'Sなど)を活用して、希望エリアの相場観を養いましょう。この時期はまだ繁忙期の真っ只中ですが、「4月下旬退去予定」と記載されている物件を重点的にチェックします。

  • 希望条件の整理:家賃上限、エリア、設備(バストイレ別、オートロックなど)の優先順位を決めます。
  • 新着通知の活用:5月入居に繋がる退去予定物件が出た際に即座に対応できるよう、アプリの通知設定をオンにしておきましょう。
  • 相場の把握:繁忙期を過ぎると少し家賃が下がる物件も出てくるため、頻繁にチェックすることが大切です。

3月下旬〜4月中旬:不動産会社へ訪問・内見

希望条件の整理や気になる物件のピックアップを行った後、実際に不動産会社を訪れます。4月に入ると店舗の混雑も緩和され、担当者とじっくり相談できる環境が整います。

内見時は、日当たりや風通しだけでなく、隣人の様子や周辺の騒音も確認しましょう。春先特有の周辺環境の変化(街路樹の様子や害虫の発生有無など)もチェックポイントになります。この時期は「現況:居住中」の物件も多いため、同様のレイアウトの別室を見せてもらうなどしてイメージを膨らませる工夫も必要です。

4月中旬:入居申し込みと入居審査

理想の物件に出会えたら、速やかに申し込みを行います。ここが5月入居(特に連休中)を左右するデッドラインです。

  • 必要書類の準備:身分証明書、収入証明書(源泉徴収票など)、住民票、連帯保証人の承諾などを事前に揃えておくと、審査がスムーズに進みます。
  • 審査期間:通常3日〜1週間程度かかります。4月の中旬を過ぎると管理会社の担当者が休みに入る準備を始めるため、遅くとも4月15日前後には申し込みを完了させましょう。

4月下旬:賃貸契約と初期費用支払い

審査通過した後、重要事項説明(IT重説含む)を受け、説明内容に納得できれば契約書に捺印します。

  • 初期費用の支払い:敷金、礼金、前家賃などの総額を振り込みます。この入金確認が取れないと鍵の引き渡しができないため、余裕を持って資金を準備しておきましょう。
  • 契約の締結:郵送でのやり取りの場合は往復の時間を考慮し、速達を利用するなどの配慮が必要です。

4月下旬:引越し準備とライフライン手続き

契約と並行して、物理的な移動の準備を進めます。

  • 引越し業者の手配:5月の連休中は引越し予約が非常に混み合います。また、料金も割高になる傾向があるため、4月上旬には見積もりを取り、予約を確定させておきましょう。
  • ライフラインの移転:電気、ガス、水道の開始手続きを行います。特にガスの開栓は立ち会いが必要なため、引越し当日の枠を早めに確保することが重要です。

5月上旬:鍵の受け取りと入居開始

待ちに待った入居開始です。通常、鍵の受け渡しは「契約開始日」の当日に不動産会社の店頭で行われます。なお最近では、遠方からのお引越しや多忙な方に配慮し、”鍵の郵送対応”を行っている不動産会社も増えています。

鍵の受け取り】鍵を郵送で受け取る場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 事前の相談: すべての会社が対応しているわけではないため、早めに確認が必要です。
  • 受取タイミング:入居日より前に受け取ったとしても、部屋に入れる(契約が有効になる)のは契約開始日の午前0時からとなります。
  • 送料の負担:送付にかかる実費を負担するケースがあります。

現地の確認】荷物を搬入する前に、室内の傷や汚れを写真に収めておきましょう。これは退去時のトラブルを防ぐために極めて重要なアクションです。

5月の物件探しのメリット・デメリット

4月の引越しシーズンをあえて外して5月に入居することには、多くのメリットがある一方で、無視できないデメリットも存在します。

5月入居は「合理的なお部屋探し」ができる時期です。不動産業界のサイクルにおいて、4月末は契約のピークが過ぎ去り、大家さんや不動産会社が「空室を埋めるために柔軟になる」タイミングです。しかし、物件の回転スピードや在庫数という観点では、繁忙期とは勝手が異なります。ここでは、5月入居を検討する際に知っておくべきプラス面とマイナス面を整理しました。

メリット1:繁忙期より競争率が低い

5月の最大のメリットは、ライバルとなる「探し手」が圧倒的に少なくなることです。1月〜3月は、良い物件が出れば数時間で申し込みが入ってしまう「争奪戦」でしたが、4月以降は落ち着いて検討できます。

繁忙期には「内見を待っていたら取られる」と言われて妥協して決めていたような物件も、5月入居のスケジュールであれば、実際に現地を訪れ、夜の周辺環境を確かめ、一晩じっくり考えてから返事をするという贅沢な時間の使い方が可能です。精神的なゆとりを持って住まいを選べるのは、この時期ならではの特権と言えるでしょう。

メリット2:家賃や初期費用の交渉がしやすい

大家さんにとって、4月の繁忙期を過ぎても空室であることは大きなリスクです。ここで決まらなければ、次は9月や来年まで埋まらない可能性があるため、「多少条件を緩めてでも入居してもらいたい」という心理が働きます。

  • 礼金のカット: 「礼金をなしにしてもらえれば即決します」という交渉が通りやすくなります。
  • フリーレントの付与: 家賃1ヶ月分を無料にするフリーレントが付く物件が増える時期です。
  • 家賃の値下げ: 1,000円〜3,000円程度の賃料ダウン、あるいは管理費の交渉などが可能になるケースがあります。

メリット3:落ち着いて内見や手続きが可能

不動産会社も、繁忙期のような殺気立った様子がなくなり、スタッフも一人ひとりのお客様に対して、より丁寧な接客ができるようになってきます。

内見案内時に街の詳しい情報を教えてくれたり、審査の不安に寄り添ってくれたりと、質の高いサービスを受けられる可能性が高まります。また、引越し業者も5月の連休さえ外せば、3月に比べて料金が半額近くまで下がることもあり、トータルの引越しコストを大幅に抑えることが可能です。

デメリット1:物件の選択肢が繁忙期より減る

一方で、最大のデメリットは「物件の絶対数」が減ってしまうことです。優良物件の多くは3月までに埋まってしまうため、市場に残っているのは「繁忙期に決まらなかった物件」か「たまたまこの時期に退去が出た物件」に限られます。

項目繁忙期 (1月〜3月)5月入居 (3月〜4月探し)
物件数非常に多い少ない〜普通
競争率極めて高い低い
交渉のしやすさほぼ不可能しやすい
接客の丁寧さ低い (スピード重視)高い

「何百件の中から選びたい」という方にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれませんが、残っている物件の中には「4月入居に間に合わなかっただけの優良物件」も隠れているため、根気強く探す価値は十分にあります。

賃貸契約はいつからできる?基本ルール

お部屋探しを始める前に、賃貸業界特有の「契約と期間」のルールを正しく理解しておく必要があります。

「気に入った物件を長期間キープしておきたい」というのは、多くの借り手の願いですが、大家さんの立場からするとその間の家賃収入が途絶えることを意味します。そのため、賃貸借契約には一定の商習慣が存在します。5月入居をターゲットにする場合、どのタイミングで「申し込み」を行い、いつから「家賃」が発生するのか。その基本ルールを抑えておくことで、無駄な出費を防ぐことができます。

申し込みは入居希望日の2〜3週間前が一般的

通常、物件の申し込みから契約開始(入居)までは「2週間〜3週間」という期間が標準的です。5月1日に入居したいのであれば、4月10日〜15日頃に申し込みを行うのが、不動産実務上のベストなタイミングとなります。

これより早く、例えば3月上旬に申し込もうとしても、「5月入居まで待ってほしい」という要望は拒否されるか、最優先の検討対象から外されてしまう可能性があります。大家さんは常に「一番早く家賃を払ってくれる人」を求めているからです。5月入居を希望する場合は、4月に入ってから本格的な申し込み手続きに入るのが、最も成功率の高い戦略です。

家賃発生は申し込みから2週間〜3週間

賃貸契約において「家賃発生日(契約開始日)」は、引越しの日ではなく、鍵を受け取ってその部屋を占有できるようになった日からカウントされます。多くの不動産管理会社では、入居申し込みから2~3週間後には家賃発生となるケースが一般的です。

即入居可物件の場合
申し込みから1〜2週間以内に家賃が発生するケースが大半。早ければ申込後数日で発生することもあります。

<即入居物件で賃料発生日が早い理由>

  • すでに空室で、すぐに貸せる状態になっている
  • 管理会社・オーナーが空室期間を短くしたい
  • 入居日を先延ばしするメリットが少ない

以下の場合は、賃料発生日を数日〜1週間程度後ろ倒しできる場合があります。

  • 月末契約で、入居開始を月初に合わせたい場合
  • 引っ越し準備や鍵渡しの都合がある場合
  • 管理会社が柔軟に対応している物件

ただし、即入居物件では大幅な調整は難しいのが実情です。入居日を調整したい場合は申込前に必ず確認するようにしましょう。

居住中物件の場合
前住人の退去完了日を基準に調整し、家賃発生日を設定するため、 申し込み後 2週間〜数週間〜数か月先の発生日になることがあります。空室予定日が遠い場合は、契約始期日を希望日に合わせられるので、審査・契約手続きは申込から通常通りでも、家賃発生日は退去完了後になります。

空室予定物件の先行申し込み・契約とは

空室予定物件の先行申し込み・先行契約とは、現在は入居者が住んでいるものの、退去予定が確定している賃貸物件に対して、空室になる前に申込や契約を行うことを指します。人気エリアや条件の良い物件では、募集開始と同時に埋まってしまうことが多いため、この「先行」がよく使われます。

先行申し込み』は、「この物件に入居したい」という意思表示を先に行い、入居審査を進める段階です。

  • 図面や写真だけで判断して申し込みを行う
  • 申込後に審査が行われる
  • キャンセル可能なケースもある(条件次第)

あくまで「優先的に審査枠を押さえる」イメージです。

先行契約』は、内見前や空室前であっても、賃貸借契約まで正式に締結することを指します。

  • 契約が成立すると原則キャンセル不可
  • 契約開始日(=家賃発生日)が設定される
  • 退去日・入居可能日を前提に進む

確実に物件を押さえたい人向けですが、リスクも伴います。

<先行申し込み・契約のメリット>

  • 人気物件を他の人に取られにくい
  • 引っ越しスケジュールを早めに組める
  • 条件の良い空室予定物件を狙える

<先行申し込み・契約のデメリット>

  • 内見できないまま判断するケースが多い
  • 退去日が延びるリスクがある
  • 先行契約は原則キャンセル不可
  • 室内状況が想定と異なる可能性がある

[流れの一例…内見可能な場合]

  1. 先行申し込み:図面や写真だけで判断して申し込みを行い、審査を進めておく。
  2. 内見:前の住人が退去した後、クリーニング前に一度中を確認する。
  3. 契約:内見して問題なければ正式に契約書を交わす。先行申し込みをしておけば、他のライバルに先を越される心配がなく、5月入居の権利をいち早く確保できます。

「中を見ないと不安」という気持ちも分かりますが、5月入居の優良物件は退去前に埋まってしまうことも多いため、この仕組みを上手に活用することが成功への近道となります。

5月の物件探しで成功するためのコツ

物件数が減り始める5月において、満足のいくお部屋探しを完遂するためには、戦略的なアプローチが欠かせません。

単にネットを眺めているだけでは、本当の優良物件には出会えません。特に、繁忙期が過ぎたあとの5月入居は「情報の拾い方」と「判断の早さ」が重要になります。ここでは、プロの視点から5月入居のお部屋探しを有利に進めるための具体的なテクニックを4つ紹介します。

希望条件に優先順位をつけておく

物件の母数が少ない5月は、100点満点の物件を追い求めすぎると、いつまで経っても引越し先が決まらない「お部屋探し難民」になるリスクがあります。

  • 絶対条件: 家賃、エリア、広さなど、これだけは譲れないもの。
  • 希望条件: 築年数、階数、設備など、あれば嬉しいもの。あらかじめ「Want」の条件をどこまで妥協できるかシミュレーションしておきましょう。例えば「築年数は古くても、内装がリフォームされていればOK」といった柔軟な視点を持つことで、5月の市場でも納得のいく物件に巡り会える確率が格段にアップします。

4月中旬〜末に退去する掘り出し物件を狙う

5月入居の最大の狙い目は、繁忙期に「退去予定」として出てこなかった、4月末退去の物件です。

これらは転勤や結婚、急な事情で引越しが決まった方々のお部屋で、繁忙期の荒波に揉まれていないため、驚くほどの優良物件が紛れ込んでいることがあります。4月に入ってから新しく出てきた「退去予定」物件を重点的にマークしましょう。

これらの物件は、大家さんも「早く次の入居者を決めて安心したい」と考えていることが多いため、条件交渉もスムーズに進みやすいという特徴があります。

遠方からの引っ越しはオンライン内見を活用

5月入居、特にGWに合わせた引越しは準備期間が短くなりがちです。遠方にお住まいで何度も現地に足を運べない場合は、「オンライン内見」を積極的に活用しましょう。

  • リアルタイムの確認: スマホのビデオ通話で、室内の様子だけでなく、共用部の清掃状況やゴミ置き場の様子まで映してもらいます。
  • 周辺環境の確認: スタッフに最寄り駅まで歩いてもらい、夜道の明るさやスーパーの品揃えなどを確認してもらうことも可能です。オンライン内見を駆使することで、現地に行く回数を最小限に抑えつつ、スピーディーに意思決定を行うことができます。

複数の不動産情報サイトを並行して確認

5月の物件探しは「情報の網を広く張る」ことが重要です。特定のポータルサイトだけでなく、複数のサイトを並行してチェックしましょう。

  • 大手サイト:SUUMO、HOME'S、アットホームなど、圧倒的な掲載数を誇るサイト。
  • 特化型サイト:おしゃれなリノベーション物件を扱うサイトや、特定のエリアに強い地域密着型不動産会社の自社サイト。情報の反映スピードはサイトによって異なるため、複数の窓口を持っておくことで、掘り出し物件を他者に先駆けて発見できる可能性が高まります。
  • 不動産会社のSNS:SNSで物件情報を発信している不動産会社をフォローしておくのも、最新情報を掴む有効な手段です。

5月入居の物件探しに関するQ&A

5月入居を控えた方が抱きがちな、細かな疑問や不安を解消しましょう。

5月入居というタイミングは、一般的な3月・4月の引越しとは異なるルールや動向が存在します。ここでは、実際の相談現場でよく聞かれる質問に対して、不動産の専門家がプロの視点から回答します。

5月は物件が本当に少ないの?

はい、1月〜3月の繁忙期と比較すると、市場に出回る物件の総数は確かに減少します。しかし、これは「選択肢がなくなる」という意味ではありません。

むしろ、繁忙期は「情報の入れ替わりが速すぎて、じっくり選べない」という状況でしたが、5月入居に向けて探す時期は「動きが穏やかで、しっかりと吟味できる」ようになります。また、3月に決まらなかった物件に対して大家さんが家賃を下げたり、設備を新調したりして再募集をかけるケースもあるため、物件数は少なくとも「質の良い契約」ができる可能性は十分にあります。

ゴールデンウィーク中に物件探しはできる?

不動産仲介会社は、集客のためにGW中も営業しているケースが多いですが、注意が必要なのは「管理会社」と「大家さん」です。

  • 仲介会社: 営業していることが多いですが、会社によっては大型連休で休むところもあり、対応はまちまちです。
  • 管理会社・保証会社: カレンダー通り、あるいは大型連休として休業することが多いです。

連休中に気に入った物件を見つけても、管理会社が休みだと「空き確認」や「審査の開始」が連休明けまで保留されてしまいます。連休を利用して引越しを「完了」させたい場合は、連休に入る前の4月中旬までに契約を終えておくのが鉄則です。

4月入居と5月入居、どちらがお得?

トータルのコストや精神的な満足度を考慮すると、5月入居の方がお得になるケースが多いです。

  • 4月入居:引越し料金は繁忙期のため高く、家賃や初期費用の交渉は難しくほぼ不可能。物件探しもスピード勝負で妥協が必要。
  • 5月入居:引越し料金が落ち着く(GW除く)。礼金ゼロやフリーレントなどの交渉が通りやすい。落ち着いて比較検討できる。

4月に間に合わせなければならない理由がないのであれば、あえて5月入居にずらすことで、初期費用を10万円以上節約できることも珍しくありません。

良い物件が見つからない時の対処法

もし4月に入っても納得のいく物件に出会えない場合は、少しだけ視点を変えてみることをおすすめします。

  1. エリアを広げる:隣の駅や、急行が止まらない駅まで範囲を広げると、格安の優良物件が見つかることがあります。
  2. 条件を1つ外す:「築年数」や「駅徒歩分」を少し緩和するだけで、ヒットする物件数は倍増します。
  3. 不動産会社を変える:特定のエリアに強い地元の不動産屋を訪ねてみると、ネットに載っていない「未公開物件」を提案してもらえることがあります。また、物件探しは”担当者の質”が非常に重要です。不動産会社を変えることで、知識が豊富で親切な担当者に出会える可能性が高まります。

まとめ

5月入居の物件探しは、「3月中旬からの情報収集、4月中旬までの申し込み完了」というスケジュールで動くのが、最も賢く、確実な方法です。

繁忙期の喧騒が去ったあとの5月は、ライバルが少なくなり、大家さんとの交渉もしやすくなる「借り手市場」の側面を持っています。物件数が減るというデメリットはあるものの、それを補って余りある「精神的なゆとり」と「コスト削減のチャンス」がある時期です。GWの連休を最大限に活用し、快適な新生活をスタートさせるために、今回ご紹介したスケジュールと成功のコツをぜひ参考にしてください。

焦らず、しかし着実に準備を進めることが、5月の新居探しを成功させる唯一の道です。

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【監修】角名 達矢

(株)ホンネ不動産創業者、宅地建物取引士、不動産業界20年以上。22歳の時に就職した会社にて不動産業界の慣例・慣習があまりにもひどく衝撃を受け、実務を経験した後27歳で独立。TVメディアに多数出演。賃貸仲介・売買仲介ともに経験豊富です。