周辺環境どう?治安がいい街&悪い街の特徴と見分け方!引越し先の治安調べる

周辺環境どう?治安がいい街&悪い街の特徴と見分け方!引越し先の治安調べる

【監修】角名 達矢

(株)ホンネ不動産創業者、宅地建物取引士、不動産業界20年以上。22歳の時に就職した会社にて不動産業界の慣例・慣習があまりにもひどく衝撃を受け、実務を経験した後27歳で独立。TVメディアに多数出演。賃貸仲介・売買仲介ともに経験豊富です。

引越しを考える際、住む街の治安は非常に重要なポイントです。安全な街に住むことで、生活の質や安心感が大きく向上します。本記事では、治安がいい街と悪い街の特徴、そして治安の良し悪しを見分ける具体的な方法を詳しく解説します。

これから引越しを検討する方の参考になる情報をお届けします!

そもそも治安がいい街とは?基準は?

治安がいい街とは、犯罪が少なく、住民が安心して暮らせる環境が整っている街を指します。しかし、治安の基準は住む人によって異なるため、自分にとっての「治安の良さ」を明確にすることが重要です。

たとえば、家族連れにとっては公園や学校の安全性が重視される一方、一人暮らしの女性にとっては夜道の明るさや人通りの多さが重要です。また、警察の巡回頻度や街の清潔さ、住民の雰囲気なども治安の良さを判断する指標となります。

治安がいい街の特徴4選

治安が良い街には、共通する特徴があります。以下では、その代表的な4つのポイントを詳しく解説します。

治安がいい街の特徴[1]閑静な住宅街

閑静な住宅街は、犯罪率が低く、静かで落ち着いた環境が魅力です。このような地域では、近隣住民の目が行き届きやすく、不審者が入りにくい特徴があります。また、住宅街には学校や公園が隣接していることが多く、子育て世代にも適しています。

昼間は子どもの声が響き、夜は街灯がしっかり整備されている場所が多いため、安心して暮らせます。

治安がいい街の特徴[2]家賃相場が高い地域

家賃相場が高い地域は、経済的に安定した住民が多い傾向があり、治安が良いとされています。高級住宅街やタワーマンションが立ち並ぶエリアでは、住民のモラルが高く、犯罪が起きにくい環境が整っています。

また、このようなエリアでは防犯カメラの設置率が高く、警備体制も充実している場合が多いです。

治安がいい街の特徴[3]パトロール巡回が多い

警察や地域住民によるパトロールが頻繁に行われている街は、犯罪を未然に防ぐ効果が高いです。特に子どもの登下校時間に見守り活動が行われている地域や、防犯協会が積極的に活動しているエリアは、住民の安心感も向上します。

治安の良い街ほど、こうした取り組みが日常的に行われています。

治安がいい街の特徴[4]ゴミのポイ捨てや壁に落書きが少ない

街が清潔であることは、治安の良さを示す重要な指標です。ゴミのポイ捨てが少なく、壁や道路に落書きが見当たらない地域では、住民の意識が高く、犯罪が起きにくい環境が整っています。

また、自治体や地域コミュニティによる清掃活動が行われている街は、地域全体での治安維持に力を入れていると言えるでしょう。

治安が悪い街の特徴5選

治安が悪い街には、特有の兆候が現れることが多いです。ここでは、避けるべき治安の悪い街の特徴を解説します。

治安が悪い街の特徴[1]繁華街が近い

繁華街が近いエリアは、人の出入りが激しく、深夜まで営業する飲食店や娯楽施設が多い傾向にあります。このため、騒音や酔客によるトラブルが発生しやすく、犯罪率が高くなる可能性があります。

特に、深夜の帰宅時に一人歩きすることが多い人にはリスクが伴うため、住む場所としては注意が必要です。

治安が悪い街の特徴[2]歩きタバコやゴミのポイ捨てが多い

街全体が汚れている地域は、住民のモラルが低く、犯罪やトラブルが起きやすい環境にあると言えます。歩きタバコやゴミのポイ捨てが多い街では、自治体や地域住民が治安維持に関与していない可能性が高いため、避けるべきです。

また、このような場所は子どもを育てる環境としても適していません。

治安が悪い街の特徴[3]公衆トイレがない

治安が悪い街では、公衆トイレが少ないか、全く設置されていないことがよくあります。理由としては、公衆トイレが犯罪や不法行為の温床となりやすいため、自治体が撤去を進めるケースが挙げられます。このため、公共施設の充実度も治安を判断する重要なポイントとなります。

治安が悪い街の特徴[4]自動販売機や無人ATMがない

治安の悪い地域では、自動販売機や無人ATMが設置されていない場合があります。これらの設備は犯罪の対象になりやすいため、事業者が設置を避ける傾向があるからです。また、自販機やATMが少ないことで、日常生活の利便性が低くなる可能性もあります。

治安が悪い街の特徴[5]壁や地面など落書きが多い

壁や地面に落書きが多い地域は、治安が悪化している兆候です。落書きは不良グループや犯罪者が頻繁に出入りしている証拠とされることが多く、住民や訪問者が安心して生活できない環境を表しています。街の景観が損なわれている場合、その地域は注意が必要です。

治安がいい街かを見分ける方法6選

治安がいい街かどうかを判断するためには、さまざまな視点で確認することが大切です。ここでは、街の治安を見分けるための具体的な6つの方法を解説します。

治安いい街の見分け方[1]コンビニのトイレや陳列棚を見る

コンビニは街の治安を判断する手がかりとして非常に有用です。以下のポイントをチェックしてみましょう。

トイレに「使用禁止」の張り紙が貼ってる

コンビニのトイレに「使用禁止」の張り紙が貼られている場合、その地域では不適切な利用が頻繁に起きている可能性があります。これは治安の悪さを示すサインであり、トイレを安全に開放できない環境であることが考えられます。

コンビニ陳列棚が安いお酒ばかり

コンビニの陳列棚に安価なアルコール飲料が目立つ場合、深夜帯に酒を求める人々が多い地域である可能性があります。特に飲酒によるトラブルが懸念されるエリアでは、住む際に慎重に判断するべきです。

治安いい街の見分け方[2]犯罪情報マップを見る

犯罪情報マップは、過去の犯罪発生状況を視覚的に確認できるツールです。警察や自治体のウェブサイトで公開されている場合が多く、引越しを検討しているエリアの犯罪件数や傾向を把握することができます。特に、侵入窃盗や傷害事件が多い地域は避けるのが賢明です。

警視庁が公開している「犯罪情報マップ」がおすすめ!

「侵入窃盗」「車上ねらい」「自動車盗」「オートバイ盗」「自転車盗」「万引き」「特殊詐欺」などについて、発生件数が色分けして表示されており、「全刑法犯」をもとに治安が良い場所の確認に利用することができます。

また、子供・女性に対する声かけ・つきまとい事案等の発生情報(前兆事案情報)も公開されておりますので、街灯が少なく夜道が怖い地域を検討する際などに参考になるかと思います。

治安いい街の見分け方[3]注意喚起の看板が道にないか確認

道端に注意喚起の看板が多い街は、治安が悪い可能性があります。「放置自転車禁止」「不審者に注意」などの看板が頻繁に設置されている場合、その地域では実際に問題が発生している可能性があります。一方、これらの看板が少ない街は、比較的安全な環境と言えるでしょう。

治安いい街の見分け方[4]街灯や人通りは十分あるか

街灯の有無や人通りの多さも、治安を判断する重要な要素です。夜間に街灯がしっかりと整備されている地域は、不審者が活動しにくいため安全性が高まります。また、人通りが多い商店街や住宅街は、防犯意識が高く、住民同士が互いに目を配り合える環境が整っています。

治安いい街の見分け方[5]インターネットで情報収集

インターネットを活用して、その地域に関する口コミや評判を調べることも有効です。住民の声や、引越しに特化したサイトの治安評価を確認することで、エリアの特徴を把握できます。

また、SNSで「〇〇(地名) 治安」などのキーワードを検索すると、リアルタイムの情報を得ることもできます。

治安いい街の見分け方[6]困ったら不動産業者に相談してみる

不動産業者は地元の情報に詳しく、治安に関する具体的なアドバイスをもらえる場合があります。特に長年そのエリアで営業している業者は、地域の治安状況や過去のトラブル事例を把握していることが多いです。

信頼できる業者に相談することで、より安心して物件選びができるでしょう。

引越し先の治安がいい街か悪い街かの見分け方まとめ

治安がいい街を見つけるには、地域の環境や特徴をよく観察し、複数の情報源を活用して総合的に判断することが大切です。

コンビニや街灯など、日常生活の中で見えるサインに注目するだけでなく、インターネットや不動産業者を活用して詳細な情報を集めることで、より安全で快適な街を選ぶことができます。

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「全刑法犯」をもとに治安が良い場所の選択にも十分に利用することができますし、ご自身が過去に嫌な犯罪にあった事例があればその犯罪が少ない場所を選択する時にも非常に参考になるかと思います。

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