お部屋の間取り図の見方とは?記号の意味やポイント徹底解説!

お部屋の間取り図の見方とは?記号の意味やポイント徹底解説!

お部屋探しをする際、物件情報や募集図面を見ながらどういうレイアウトにするか悩む方が多いはず。そして、よくわからない記号や文字が書いていて疑問をもつ方も多いと思うので、今回はそういった疑問を解消できような記事できればと思います。

ぜひ、お部屋探しの参考にお役立てください。

間取り図とは

間取り図とは部屋の情報を記した平面図のことで、部屋の種類や広さ、ドアや窓の位置など書かれてます。

インターネットで物件探す際に、この間取り図を見て物件候補に入れるか否か検討される方が多いと思います。

不動産屋さんがよくいう「募集図面」や「図面(マイソク)」などにも記載されてます。

間取り図でわかる4つのこと

間取り図からは部屋のさまざまな情報を得られます。間取り図を見てわかることは主に下記の4つです。

  1. 間取りタイプ
  2. 部屋の広さ
  3. 部屋の向き(方角)
  4. 扉や窓・収納の位置

それぞれの見方を解説してきます。

①間取りタイプ

間取りタイプとはワンルームや1Kや1DK1LDKなどのお部屋の形状を指したもので、物件選びでかなり重要な要素の一つです。

ライフスタイルや住む人数によって、必要な部屋数や間取りタイプは変わります。一人暮らしならワンルームか1Kあたりを選ばれる方が多いですが、理想としては1LDKなどの広いお部屋を選ばれる方が多いと思います。ただ、部屋数が増えるほど家賃も上がるため、ライフスタイルをイメージしながら間取り図を見ると良いと思います。

もし間取り選びに迷ったら「間取り作成アプリ」などを使ってイメージするのもありかと思います。

②部屋の広さ

間取りに続き、広さもかなり大事なポイントですよね。

㎡(平米)
小学校で習った通りです。例えば、縦3.6m、横2.7mの部屋であれば、掛け算で面積は9.72㎡と求めることができます。

帖(畳)
畳1枚分の広さを畳(じょう)と呼びますが、不動産業界では「1帖=1.62㎡」という基準

一般的に部屋の広さは上記の「○帖(畳)」や「○㎡(平米)」で書かれていて、「1畳」というのは「畳(たたみ)が1枚分の広さという事なので、6畳の広さであれば6枚分くらいの広さという事になります。

前述したように、広ければ広いほど家賃が上がっていくので物件選びの段階で、しっかり間取り図を見てイメージしながら選びましょう。

③部屋の向き

部屋(主要窓)がどこをの方角を向いているのかもわかります。

東向き:朝、陽が入りやすい
西向き:夕方にかけて陽が入りやすい
南向き:午前と午後ともに陽が入りやすい
北向き:1日中陽が入りづらい

上記のような感じで方角によって、陽の入り方が変わってくるので気になる方はここも見落としないようにチェック。

④扉や窓・収納・設備の位置

収納だったり、キッチンや風呂トイレなどの設備関連も確認する事ができます。

物件によっては洗濯機置き場が外に設置されている物件があったりするので、希望の設備や収納などがしっかり備わっているのか否かを図面から確認するというのも大事です。

ここでは、間取図に使われている部屋名・スペース名の略語を解説します。

BR【Bed Room】の略で「寝室」もしくは「洋室」のこと。
SR【Service Room】の略で採光や通風などが建築法を充たしていない為、SRという表記にされる場合が多く、「納戸」として利用される方が多い
UB【Unit Bath】の略で壁・天井・床が一体となった「浴室」のこと。※バストイレ一緒=ユニットバスではありません
WIC【Walk in Closet】の略で歩けるの広さを確保した収納クローゼットのこと。
SIC【Shoes in Closet】の略で玄関横に設置された靴などを収納するスペースのこと。
RBL【Roof Balcony】の略で階下の屋根の上を利用した「バルコニー」のこと。略して「ルーバニ」とも呼ばれてます。
PS【Pipe Shaft】の略で水道管や電気の配線などを通す「配管スペース」のことで「パイプスペース」とも呼ばれます。

間取り図でよく使用される記号の見方

窓や扉などの開口部は、多くの種類が存在していてそれぞれに異なる特徴があります。住宅によく使用される種類には、以下のようなものが挙げられます。

窓の表現

引用:https://www.madori-seisaku.com/kigou/

引き違い窓左右2枚のサッシを横に滑らせて開閉する窓。通風・採光に有効であるため、住宅で最もよく見られるタイプです。
片引き窓1枚のサッシを横に引いて開閉する窓。片側は固定されたサッシ、もしくは壁になっています。
片開き窓ドアのように左右どちらかを軸として1枚の窓枠を開閉できます。室外に押し出す外開きと、室内に引き込む内開きがあります。
装飾窓(FIX)窓枠にガラスが固定された開閉できない窓。通風はできませんが、防犯・防音に優れています。
縦すべり窓窓枠の上下に設けられた溝に沿って左右どちらかに開閉する窓。外側に開くため網戸は必ず室内側に設置されます。
面格子付窓防犯を目的として格子が取り付けられた窓。主に共用部に面する台所やトイレ、浴室などの小窓に設置されます。
シャッター自然災害への対策や防犯を目的として窓の外側に取り付けます。マンションやアパートで設置されることはほとんどありません。
雨戸防犯や断熱、遮音、遮光などを目的として窓の外側に設置されます。マンションやアパートで取り付けられていることはほとんどありません。
引用:https://www.madori-seisaku.com/kigou/

扉の表現

引用:https://www.madori-seisaku.com/kigou/
片開き戸左右どちらかを軸にして開閉する最も一般的な扉。室外に押す外開きと、室内に引く内開きがあります。
両開き戸左右2枚のドアが中央で開閉する扉。人や大きな荷物の出入りが多いエントランスなどに設けられます。
親子扉左右2枚のドア幅が異なる玄関に用いられる両開きの扉。通常、小さい方の扉は鍵をかけて開かないようなっています。
引き違い戸左右2枚もしくは複数枚の戸を横に滑らせて開閉する引き戸。押入れやクローゼット、間仕切り戸など幅広く利用されています。
片引き戸1枚の戸を横に滑らせて開閉する引き戸。開閉にスペースをとらないため幅広く利用されています。
引き込み戸1枚の戸を横に滑らせて壁の中に引き込むタイプの片引き戸。戸を開いたときに見た目の印象がすっきりしています。
アコーディオンカーテン折りたたむように開閉できる蛇腹状の建具。カーテンのように上から吊り下げて設置します。
折戸対になった2枚の戸を折りたたんで横に滑らせて開く建具。開口部が広い場合は、戸の数を4・6・8と増やすことで対応します。
2枚折戸2枚の戸を折りたたみながら横に滑らせて開く建具。クローゼットや浴室などでよく利用されています。
引用:https://www.madori-seisaku.com/kigou/

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