フラット35 デメリットを解説します。

フラット35 デメリットを解説します。

フラット35デメリットを教えます。

フラット35デメリット その1  固定金利しか選べない

 

保証料が0.2%金利で上乗せされてしまうメガバンクの固定金利35年と比較してしまうと、まだフラット35の方が優位ですが、住信SBIネット銀行の場合は、保証料の上乗せがないので、住信SBIネット銀行の方が低金利ということになってしまいます。住信SBIネット銀行の場合は、全期間固定金利プランではなく、当初引下げプランですが、35年の特約期間中引き下げられるのですから、同じことです。楽天銀行の場合は、楽天銀行口座を返済口座にした場合に事務手数料が1.0%(税別)になる分、金利が0.05%高いことを加味すれば、住信SBIネット銀行と同じぐらいの返済総額になります。

 

フラット35デメリット その2  特典が少ない

民間銀行の住宅ローンには、様々な付帯サービスがあります。民間銀行は顧客獲得に必死なのです。

2018年5月時点

  • ソニー銀行 → 変動金利と固定金利をいつでも変更可能
  • イオン銀行 → イオンでの買い物が最大22.5万円分まで5%割引可能
  • 住信SBIネット銀行 → 全疾病保障無料付帯
  • じぶん銀行 → がん50%団信無料付帯
  • 新生銀行 → 家事代行サービス、病児保育サービス、介護保障付団信無料付帯、コントロール返済
  • りそな銀行 → ローン返済支援保険無料付帯、女性向け優待
    ・・・

フラット35を展開している金融機関

  • 楽天銀行 → 事務手数料が安くなるプラン(楽天銀行口座を返済口座にした場合、借入額の1.0%(税別))
  • ARUHI → 優待サービス
  • 住信SBIネット銀行 → お借入金額の0.5%に相当する金額で全疾病保障

と、若干特典が薄いのです。

 

フラット35デメリット その3  自己資金がなければ金利は大幅に上昇する

フラット35の金利設定は

  • 自己資金:購入価額の1割以上
  • 自己資金:購入価額の1割未満

で大きく金利が変わってしまいます。

フラット35デメリット その4  繰り上げ返済が10万円から

 

フラット35の場合は

  • 金融機関窓口での一部繰り上げ返済:100万円以上から
  • オンラインサービス「住・My Note」での一部繰り上げ返済:10万円以上から

民間銀行の住宅ローンの場合は

  • 1円から一部繰り上げ返済ができるのが一般的です。

 

フラット35デメリット その5       適合証明書利用がないとできない