不動産の審査について(賃貸編)

賃貸契約締結までに通過しなければならない入居審査とは!?

お部屋探しをされる中で、住みたい物件が決まったらお申込みの手続きが必要になります。(申込み手続きを行っただけでは賃貸契約は成立しません)

賃貸契約を成立させるには申込み手続きを行い入居審査でオーナー様の承認が必要です。

そこで今回は入居審査について細かく説明をさせて頂きます。

どの賃貸物件にもそれぞれオーナー様がいます。

オーナー様も審査に対する考え方は様々です。

・家賃を滞りなく支払える能力のある方

・連帯保証人(親族)を付けることができ身元のしっかりした方

・反社会的勢力ではない方

最近では連帯保証人の代わりに保証会社を利用して頂くケースが多い印象です。

保証会社についても複数の会社があり、そちらの審査基準も会社により異なります。

賃貸の保証会社について、保証料金相場や一般的になった理由-交渉方法まで

入居審査の結果がでるまでの時間は??

入居審査にかかる時間ですが、これも管理会社やオーナーによってバラバラです。

早ければ申込み手続き当日に審査承認となることもあります。

審査がスムーズに進まなければ2週間かかってしまうこともあります。

私がお客様へご説明させて頂く場合は4〜5営業日とお伝えさせて頂いております。

申込書の内容が埋まっていない、必要書類(身分証・社会保険証・収入証明書)に不足がある場合は審査に時間がかかります。

土日祝は審査が進まないなんて場合もあるので申込み手続きをされるタイミングにもよりますが…

私の経験上ですが、審査に時間をかけるとオーナー側も不安になり断られるケースもよくあります。

オーナー様に良い印象を与える為に、入居審査はスムーズに進められる様心がけましょう!!

入居審査時の必要書類

管理会社によって審査基準は異なる為、求められる書類も異なります。

【契約者】

・身分証明書(運転免許証・パスポート・健康保険証・マイナンバーカード等)

・在籍証明書(社会保険証・雇用証明書・内定通知・源泉徴収票等)

・収入証明書(源泉徴収票・確定申告書・課税証明書・給与明細)

運転免許証、社会保険証、源泉徴収票を申込時に提出できれば審査もスムーズに進むと思います。

また、連帯保証人を付ける場合は連帯保証人の身分証と収入証明書を求められるケースもあります。

入居審査が通りにくいケース

①審査対象物件の家賃が収入の3割以上

審査対象物件の家賃が収入の3割以下であることが、支払い能力があると判断されるボーダーラインです。

②勤務先の業種

いくら収入が高くても入居希望者の業種によっては審査NGとなってしまう場合もあります。    (例)入居希望者の勤務時間帯が夜の場合、昼間に働いている人との生活リズムが逆転してしまい近隣トラブルが起きる可能性も高まります。

③人柄

上記の①・②が問題のない方でも高圧的な態度をとる方や信用のない方ですと不動産会社もオーナー様へ進んでご紹介ができなくなる為、審査は不利になります。

まとめ

オーナー様からすれば入居を希望してくれることは有難いことですが、入居期間中はずっとお付き合いのある関係にあたります。不動産会社で物件を探している段階から人柄は見られていると思って丁寧に対応しましょう。自分次第で希望に合った物件は必ず見つかります!!