賃貸物件でもよく使われてる、クッションフロア(略:CF)ですが、結構質問される事が多いので記事でまとめてみました!
クッションフロアとは
厚さ2mm~3.5mm程度の塩化ビニール素材で作られたクッション性があるシート状の床材です。
塩化ビニール素材で出来ているので、水を弾きやすくフローリングのようなワックスがけなども不要なので掃除やお手入れがカンタン!
フローリングと比較して施工の手間が少なく安価という特徴があるため、賃貸物件などでもよく使われてます。
柔らかい素材なので、触ってみてプニプニした感触がある場合は、クッションフロアだと簡単に判断できます。
凹みやすい!?原状回復費用って請求される?
凹む原因・・
クッションフロアは「塩化ビニル系樹脂」などで作られており、
その内部の”発泡層”という部分に力がかかり続けることで凹みができます。
どうしても家具や重いものを置くと凹みができてしまうというのがデメリット。
賃貸物件の場合、退去時費用がどうなるか不安な方は多いはず。
国交省のガイドラインでは貸主負担とはなってますが、貸主様によって契約内容は異なります。
借主負担と契約書に書いている場合、退去時に原状回復費用を求められますので、気になる方は賃貸借契約書を確認しましょう。
凹まない為の対策は?
カーペットやジョイントマットを引くと凹みを軽減することができます!
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お洒落なものを使えばお部屋の雰囲気を一気に変える事もできるので良いと思います。
冷蔵庫の下や大きい家具・家電の足の下だけに敷いてつかうという場合は、ベニヤ板など硬いものを敷いた方が良いと思います。
重いものであればある程、重力の関係で凹みやすくなりますので注意しましょう。
あるものを使えば凹みをなおせる!?
ああああああ、凹んじゃった・・・・・
どうしよう、治す方法無いかな。。と落ち込んだ方必見です。
凹んだ箇所を温めると凹みを治すことがきるそうです。
ただ、この方法は危険ですので賃貸物件の場合は無理にやらない方がいいです。
※それでもやりたいという方は自己責任でお願いします。
用意するものはドライヤーのみ
え?ドライヤー?と聞いてびっくりされた方の声が聞こえたのでここで解説です。
先程解説した”発泡層”は一定の温度で温めることで、ある程度元に戻るようになってます。
つ・ま・り・ドライヤーで温めてもどそうという事です!
※変色・変形などの恐れがありますので注意しながら行いましょう。
▼やり方▼
1.ドライヤーで温風を出し凹んでる箇所を遠くから温めていきます。
※注意※いきなり近距離で温めると表面の色が変わったり溶けたりしますので必ず遠くからやりましょう。
2.凹み具合を見ながら徐々に距離を近づけたり離したりして調整しましょう。
これで完璧とは言いませんがある程度元の状態に近づけられると思います!
まとめ
賃貸物件にお住まいの方や、これから借りられる方は契約書の内容を良く読んで理解してお部屋を使いましょう!
もし、借主負担になっている場合は凹みをつけない為の対策をすれば退去時に原状回復費用を求められる事はありませんのできちんと対策をしましょう。
最後の凹みを治す方法は、現状を悪化させてしまう可能性もある為、賃貸物件ではやらないでくださいね。