冷房と除湿の違いをご存知ですか?

冷房と除湿を上手く使い分けよう!
今年の8月は、連日雨が降っていてなんだかジメジメした梅雨みたいですよね。
洗濯物もなかなか外に干せずに困った・・・・
こんな時は部屋のエアコンを上手く使って乾かしています。
ところで皆さん、エアコンの機能にある冷房と除湿の違いって分かりますか?
今回はこの冷房機能と除湿機能について、簡単にご説明したいと思います。

エアコンの種類によって機能は様々です
お部屋の温度を下げることを目的とした機能です。エアコンが室内の空気を吸い込み、空気中の暑い熱を外へ逃がします。
暑い熱がなくなって涼しくなった空気はまた室内に戻されます。
このような仕組みでお部屋の中を涼しくしています。
お部屋の空気中の湿度を下げることを目的とした機能です。エアコンが室内の空気を吸い込み、その空気を冷やすことによって空気中に含まれる水分を追い出します。
追い出された水分は水となってホースで外に排出されます。そして水分がなくなった空気はまた室内に戻されます。
これを繰り返すことによって、室内の湿度を下げるのです。
ちなみに、除湿には「弱冷房除湿」と「再熱除湿」の2種類があります。
どちらも水分を外に追い出す仕組みは同じですが、部屋に戻す空気の温度が違います。
弱冷房除湿は水分を集めるために温度を下げた空気をそのまま部屋に戻すので、弱い冷房みたいに少し空気が冷たいのです。
再熱除湿は温度を下げた空気を、ちょうどいい温度に温めなおして部屋に戻すのです。なので冷房が苦手な方や、夜寝る時でも体が冷えすぎずに過ごす事が出来ます。

エアコンのリモコン
冷房は設定された温度になるまで空気を冷やす運転をし、除湿は湿度が目標の値になるまで運転をするという事です。
冷房はどれだけ室温を下げたか。除湿はどれだけ水分を取り除いたか。ということになりますね。
室外気温が高い真夏や、室内も暑い場合は冷房機能で空気を冷やし、雨が降っていたり、ジメジメしている時は除湿が良いですね。
皆さんも冷房機能と除湿機能それぞれの特徴を上手く使って、残暑を乗り切りましょう!