五輪会場周辺 区道も無電柱化

五輪会場周辺 区道も無電柱化

 

東京都不動産協会が発行している「TRA FAXNEWS」に気になる記事がありました。

 

◇五輪会場周辺 区道も無電柱化

2020年の東京五輪に向け、都内の各区が本年度、会場周辺で「無電柱化」に乗り出す。

江東区は辰巳地区と東雲地区で始める。バレーボール会場の有明アリーナ周辺区道(525メートル)と、水泳会場のオリンピックアクアティクスセンターの周辺区道(522メートル)が対象。世田谷区も馬術会場となる馬事公苑周辺で、駅からの観客の動線となる見込の用賀中町通りなど約640メートルの区道で実施する。渋谷区は、卓球会場となる東京体育館前の区道で行う。一足先に進む都道の無電柱化に呼応し、区も五輪会場周辺の美観と安全性を高める。

参考:一般社団法人東京都不動産協会 TRAFAXNEWS No.329

 

 

現在日本には3500万本を超す電柱があり、

ロンドンやパリ、香港では無電柱化が100%、シンガポールや台北では90%の無電柱化が行われているとのことです。

一方で日本で一番無電柱化が進んでいる東京23区ですら7%。

 

 

東京都は都道での新設を禁じる条例をつくる方針のようです。

電柱を設置する際の10倍以上の費用がかかりますが、将来性を考えると少しでも早く施行される必要を感じます。