ベランダとバルコニー、テラスの違いとは?
間取り図には「ベランダ」や「バルコニー」、「テラス」と表記があると思いますが、これっていったい何がどう違うの?どちらも同じなんじゃない?
なんて思った方もいるかと思います。
それではこの3つの違いをご紹介したいと思います。
まず「ベランダ」
ベランダとは建物の外に張り出してる部分で、屋根がついてる屋外スペースのこと。
屋根が付いているので雨でも洗濯物が干せます。
マンションなんかですと、隣の家と繋がっていて間仕切りで仕切られていることが多いです。
これは火災などの災害時に突き破って非難することが出来ます。

ベランダとは?
次に「バルコニー」
バルコニーとは、2階以上の建物の外に張り出している部分で、屋根のない手すりが付いたスペースになります。
下の階の屋根部分に作られているバルコニーを、「ルーフバルコニー」と呼びます。屋根はないですが洗濯物を干すことが出来ます。
日本の建築基準法施工令では100センチメートル以上の幅と110センチメートルの手すりを付けることと定められているそうです。

バルコニーとは?
二つとも似ていますが大きな違いは屋根があるかないか、手すりがついているかいないか、ですね。
最後に「テラス」
テラスとは建物の1階から突き出した部分のこと。
さまざまな形態のものもありますが、基本的に1階に作られ、古フランス語で「テラス=盛り土」を意味するそうです。
名前の由来の通りコンクリートや敷石などを敷き詰めた台状になっており、地面より高くなっています。
室内とは窓や扉と繋がっており、周囲を枠や柵で囲まれているものもあります。
屋上の広場をテラスと呼ぶこともあるそうです。

テラスとは?
ベランダとバルコニーと大きく違うのは、1階にあるということですかね。
ただ、実際にはコンクリートが敷き詰められてなくても1階部分をテラスと呼んでいたり、屋根があってもバルコニーと呼んでいたりとさまざまです。
我が家にはバルコニーに屋根があるけどベランダなのかな?
そう思う方もいらっしゃると思いますが、バルコニーの場合、マンションやアパートの上の階のバルコニーがそのまま屋根になってるケースが多いですね。
なので本来バルコニーは「屋根がない」とされていますが、必然的に上の階のバルコニーが屋根代わりになっているということになります。

こちらはバルコニーです。
いかがでしたか?
お部屋を内見の際には、是非ベランダやバルコニー、テラスもチェックしてみて下さい。